2021.11.4作成 2022.2.6更新
はじめに
現在公式リリースされているMac用OBSはIntelアーキテクチャのOBS。M1 MacなどApple Silicon搭載のMacでも動作するが、Rosetta2を経由して動くものだ。いくらApple SiliconでもRosetta2経由での動作だと、「Intel Macで動かしたOBSよりちょっと軽くなったね」ってくらいになってしまう。
AppleSiliconアーキテクチャのOBSは前述したRosetta2経由より軽い。結構差がある。
なので、Apple Siliconネイティブで利用できるOBSを使った方がいいよという話。どうやったら使えるの?ってのは後半で書く。
その前にApple Siliconネイティブ版とIntel版との違いを知っておこう
- IntelアーキテクチャのOBSプラグインが使えない
Appleネイティブ版のOBSがまだリリースされていないことから、あちこちでリリースされているプラグインも現在ほとんどIntelのものだ。自分でソースコードからAppleネイティブ向けにビルドをするか、誰かがビルドしたものを取得するしかない。 - IntelアーキテクチャのVSTプラグインが使えない
IntelとApple両方対応(Universal2という)のDTMが増えてきたので、VSTプラグインもUniversal2のものが増えてきている。が、まだまだIntelだけのVSTプラグインも多いので、自分が使っているVSTプラグインが何に対応しているかはチェックが必要だ。
参考:【DTM動作検証】Mac M1チップモデルでのDAW・プラグイン対応状況まとめ(Sleepfreaks)
いよいよApple Siliconネイティブ版の導入方法について
- 公式配布・・・はまだリリースされていない。
27.2以降でリリースされるとか。 - 自分でビルドする
難易度が高い方法。知識がある人はこの方法で。最新の機能も利用できるので。
この方法は私のブログでも紹介している。