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OBS Classicでコメジェネを使う

Open Broadcaster Software(OBS)はXsplitとは違いSWFが使えないため、Flashコメントジェネレータ(コメジェネ)が使えません。
しかし、Browser Source PluginというOBS用のプラグインを入れることによってこの問題は解決します。


この記事は古い記事です。
今から始める方は新しい記事をご参照ください。
新しい方法で上手く動作しない場合のみ、こちらの方法をお試しください。



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次のソフトがインストールされているものとする
・ OBS 32bit版
・ Flash Player Plugin (IE用(ActiveX)ではない)
  FirefoxやSafari、OperaでFlashが再生できる環境であれば問題ない

1,Browser Source Pluginのダウンロード、インストール
Browser Source Plugiinのサイトでダウンロード

中に入っているファイルとフォルダをOBSのpluginsフォルダに展開
※64bit版のWindowsをお使いの方は「C:\Program Files\OBS\plugins」ではなく「C:\Program Files (x86)\OBS\plugins」です。

2.コメジェネのダウンロード、インストール
Flashコメントジェネレーターを使おう!(コメジェネ作者様のサイト)からFlashコメントジェネレーター3 スタンドアロン版(fcg3_beta9_standalone_01.zip)をダウンロード。
あと、掲示板報告172番 修正バージョン差し変え分(fcg3_bbs172_fix.zipもダウンロード。

ダウンロードしたfcg3_beta9_standalone_01.zipの中にある、fcgフォルダを適当な場所に展開。
ここではデスクトップに展開しました。




 fcg3_bbs172_fix.zipの中にあるFlashコメジェネ3.swfを、先ほど展開したfcgの中に展開。
上書き確認が表示されるが、構わず上書きをする。 

3.htmlファイルを用意
こちらのhtmlファイルをダウンロードして、fcgフォルダに入れる。
※リンク先(Googleドライブ)からファイル→ダウンロードを選んでください。

4.コメジェネをデモモードにする
fcg.txtを開き、demo=0をdemo=1にします。
 このデモモードへの切り替えは必須ではありませんが、コメジェネの動作確認をするには便利です。

5. スキンファイル保存先とNicoLiveComment.dat保存先を指定
コントロールツール(setting.exe)を起動して環境設定、2つの保存先を指定します。
NicoLiveComment.datはお使いのコメントビューアに合わせてください。

NicoLiveComment.datの場所についてコメントビューアによって場所が違います
 やります!アンコちゃんの場合
   C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\NicoView2\plugins\NicoLiveComment.dat
 Nwayの場合
  コメジェネと同じ場所です。今回の例だと、

   C:\Users\[ユーザ名]\Desktop\fcg\NicoLiveComment.dat
 ニコ生コメントビューア の場合
   C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\posite-c\NiconamaCommentViewer\NicoLiveComment.dat  
※これをやらないとブラウザでは表示されるが、OBSでは表示されないという現象が出ます。


6.ブラウザで動作確認
fcg.htmlをブラウザで開きます。この時ブラウザはIEやChromeではなく、FirefoxかSafari、Operaが望ましいです。
コメジェネが上手く動けば次の画像のように、デモコメントがたくさん流れてきます。

7.OBSでfcg.htmlを読みこませる
ソースの追加を行い、Browserを選択。

名前は何でもいいんですが、私はfcgとしておきました。

 urlにはfcg.htmlのパスを書いてください。
 Widthは512、Heightは100

8.OBSで動作確認
配信プレビューを押してコメジェネのデモコメントが表示されることを確認。



9.デモモード終了
最後にfcg.txtを開き、コメジェネのデモモードをオフに戻しておくこと。


設定さえしてしまえばXplitライクに使えるので使いやすいです。

よくある質問と回答
症状1
コメジェネが表示されない
手順6でデモコメントすら表示されない
薄い字で「Missing Plug-in」という表示されている

症状1に対する回答
Flash Player (OtherBrowsers)がインストールされていない可能性があります。
Flash Playerにはいくつか種類がありますが、OBS Browser Source Pluginでは
Flash Player (OtherBrowsers)を使用します。


症状2
コメジェネが表示されない
手順6でデモコメントは表示される
そもそもコメントビューアがFlashコメントジェネレータプラグインを認識していない
例:ニコ生コメントビューアの場合、このようにプラグインが認識するはずが、出てこない

症状2に対する回答
お使いのコメントビューア用のFlashコメントジェネレータ用のプラグインが
ちゃんとインストールできているか確認してください。
また、Windows8、Windows8.1をお使いの方はプラグインがブロックされている可能性もあります。
プラグインのプロパティからブロックされているか状況を確認し、
ブロックされていたらブロックを解除してください。


症状3
手順7でソースの追加時に「Browser」がない
OBS起動時に 「プラグイン 'BrowserSourcePluginWrapper.dll'は32bit版のOBS用であり、ロードできませんでした。」 というエラーが出る

症状3に対する回答
Browser Source Pluginを64bit版のOBSに入れている可能性があります。
32bit版のOBSに入れ直してください。64bit版のWindowsをご使用の場合は通常、、
C:\Program Files\OBS\plugins\
ではなく
C:\Program Files (x86)\OBS\plugins\
ですので、ご注意を。


症状4
コメジェネが表示されない
ソースからBrowserを右クリックしてもプロパティの項目がなくなった

症状4に対する回答
64bit版のOBSを起動している可能性があります。
タイトルバーをよく見てみると、
「Open Broadcaster Software  [バージョン] - 64bit」 と書いてありませんか?



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自己紹介:ネット配信関連について、普段こちらでいろいろやってます。