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PlayStation VitaをUSBから充電

推奨されない方法ですが、私はPCのUSBポートからPlayStation Vita(以下PSVita)を充電しています。
方法は何も考えず、付属のケーブルでPSVitaのマルチユース端子とPCのUSBポートをつなぐだけです。

PSVitaは充電モードにはなりませんが、それで充電できております。
今までこの状態で何十時間もゲームをプレイしておりますが、充電できているようです。
ただし、最初に書いたとおり推奨されない方法です。スリープから復帰できなくなることがありますし、他の不具合の原因にもなるかもしれませんのでご注意ください。

さて、それはそれで置いておいて。
どうしてPSVitaとPCをUSBケーブルでつないでも充電モードにならないのか、何が違うのかが気になって調べてみました。


USBケーブルをPCにつなげても、市販のUSBバッテリやUSB-ACアダプタに繋げても左側のように何も反応がありません。(電気は流れているようですが)
しかし、付属の純正USB-ACアダプタに つなげると右側のように充電モードになります。
これは何が違うのか。

色々考えました。
  • PCのUSB端子に色々繋げすぎて電圧が低くなっているのか?
  • ケーブルがUSB3.0っぽいのでUSB3.0に繋げてみてはどうか?
  • 電流が500mAでは足りないのか?Macではどうだ?(最近のApple製品は1.1A流れる)
しかしどれも違うようです。

どうやら最近のスマートフォン(主に海外製のやつ)と同じく、ケーブルもしくは充電機器側をUniversal Charging Solution(UCS)規格に対応させないといけないようです。
PSVitaの付属品の場合、ACアダプタがそうなっていると推測。
元々はmicroUSBインタフェースに作られたものですが、USB(A)インターフェースでもちょっと細工をすれば 合わせることができます。

その細工とはすごく簡単で
  • USBコネクタ(ケーブル)4本のうち、中2本(D+/D-)を短絡(ショート)させる
というもの。

私も早速USB延長ケーブルを買ってきて工作してみました。
なんともお粗末な仕上がりですが、これでPCのUSBポートからでも、エネループブースターからでも充電モードになりました。

以下の記事を超参考にさせて頂きました
eneloopでXPERIA充電(うぃんでタルるblog)