ちなみにWVC1はHD DVDやBlu-rayでも採用されているVC-1ビデオコーデックを使ったフォーマット。
メリットは低ビットレートで高画質。
デメリットはエンコードに時間がかかること。
さて、作業手順の紹介ですがその前に、
OSはWindows (XP以降)ではないといけないので注意。
1.Windows Media Player 11、Windows Media エンコーダの導入
Windows Media ダウンロード センター (Microsoft)のページから「Windows Media Player 11」と
「Windows Media エンコーダ」をダウンロード&インストールしてください。
2.レジストリの書き換え
スタート → ファイル名を指定して実行
「regedit」とうって実行。レジストリエディタが起動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Scrunch\WMVideo
というキーを作ります。・・・といっても難しいですね。実際は次の作業になるかと。
HKEY_CURRENT_USERキー展開 → Softwareキー展開 → Microsoftキー右クリック → 新規、キー →
「Scrunch」という名前を付ける → Scrunchキー右クリック → 新規、キー → 「WMVideo」という名前を付ける
「Scrunch」という名前を付ける → Scrunchキー右クリック → 新規、キー → 「WMVideo」という名前を付ける
3.WMV9 advanced profileを使ってエンコード1
Windows Media エンコーダを起動します。
「新しいセッション」というのが開いたら、「ファイルの変換」を選択します。
ファイルの選択 : 変換元のファイルを参照して次へ
コンテンツの配信 : 「ファイルへ保存」を選択して次へ
エンコードオプション : そのまま次へ
表示情報 : 何か書きたいことがあれば書いて次へ
設定内容の確認 : 「[完了]をクリックしたときに変換を開始する」にチェックがはずれていることを確認して完了
4.WMV9 advanced profileを使ってエンコード2
次に詳細なエンコードプロパティを設定します。
「プロパティ」ボタンをクリック
「圧縮」タブをクリック
「編集」ボタンをクリック
ビデオのコーデックに「Windows Media Video 9 Advanced Profile」を選択。
大事なのは以上。
あとのモードやビットレート、フレームレートやビデオサイズの変更はお好みで。
準備が出来たら「エンコードの開始」ボタンを押せばエンコードが始まります。
番外.最初と最後の映像をカット
最初の数秒、終わりの数秒はCMが入ってるからカットしたい
なんて時はエンコーダのインストール時に付いてくる「Windows Media ファイル エディタ」で出来ます。
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ん~、相変わらず分かりにくい説明文でごめんなさい(^^;
ちなみに私はこの方法でエンコードし、ネットワーク経由でXbox 360と接続して再生してます。
エンコード速度は死ぬほど遅いです。
ビデオサイズ : 1280 x 720
フレームレート : 60fps
長さ : 1時間10分
この動画を VBR 8105 Kbps 2パスエンコード したら36時間もかかりました。ファイルサイズは1.74GB。
うへぇ
参考:WMV9の高度な設定 (DTVかくし味)