最近は使わなくなったけど、いざって時に重宝するのがDOS起動ディスク。
ディスクをリカバリーする時、逆にデータを抹消する時、
使うソフトがDOSツールだったりすることがあるんですよね。
WindowsXPやWindowsVistaでフロッピーをフォーマットする時、
MS-DOS起動ディスクを作ることができます。
しかしこのMS-DOSは日本語・・というか全角文字には対応してません。
いざMS-DOSで使うソフトが日本語表示にしか対応してなかったらどうしよう・・(例えばターミネータ8.0のDOS版
Windows98やMeがあればアプリケーションの追加と削除から日本語対応MS-DOSが作れるのだけど、
生憎手元にはWindowsXPやVistaしかない・・。
ということで、日本語表示に対応した起動ディスク作ろうという話。ちなみに32bit限定の話。
あると便利なもの
DiskExplorer
フロッピーをフォーマット、MS-DOS起動ディスクを作成する
マイコンピュータ → フロッピードライブ右クリック → フォーマット
COUNTRY.SYSをゲット
ココからWindowsME起動ディスクイメージ(WindowsME.img)をダウンロード
DiskExplorer で COUNTRY.SYS を抽出、フロッピーの直下にコピー
PANSI.SYSをゲット
ココからダウンロード
展開して PANSI.SYS をフロッピーの直下にコピー
FONTXをダウンロード
ココからFONTXをダウンロードして展開
MKXFONT.EXE を実行、9個フォントファイルが作成される
FDにFONTXというフォルダを作成し、jpnhn16x.fnt、jpnhn19x.fnt、jpnzn16x.fntを入れる
$fontx.iniを次のように書き換え、これまたFONTXフォルダに入れる
[CODE] ; Define code area.
;start end comment
F040 F0FC ; user font area
[FONT] ; Install font file.
;font file comment
jpnhn16x.fnt ; 8*16 ascii font (japanese)
jpnhn19x.fnt ; 8*19 ascii font (japanese)
jpnzn16x.fnt ; 16*16 SJIS font
ついでに$FONTX.SYSもFONTXフォルダに入れる;start end comment
F040 F0FC ; user font area
[FONT] ; Install font file.
;font file comment
jpnhn16x.fnt ; 8*16 ascii font (japanese)
jpnhn19x.fnt ; 8*19 ascii font (japanese)
jpnzn16x.fnt ; 16*16 SJIS font
DISPVをダウンロード
ココからDISPVをダウンロードして展開
DISPV.EXE と VMX.EXE をフロッピーの直下に入れる
CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを書き換え
っとその前に、コントロールパネル → フォルダオプション → 表示
「すべてファイルとフォルダ表示する」をチェック
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックをはずす
これをやらないとCONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT が見えない
CONFIG.SYS を次のように書き換え
DEVICE=A:\FONTX\$fontx.sys /P=A:\FONTX\
DEVICE=A:\DISPV.EXE
COUNTRY=081,932,COUNTRY.SYS
DEVICE=PANSI.SYS
DEVICE=A:\DISPV.EXE
COUNTRY=081,932,COUNTRY.SYS
DEVICE=PANSI.SYS
AUTOEXEC.BAT を次のように書き換え
@ECHO OFF
REM 日本語キーボード(106/109)ドライバ使用
keyb.com jp,932,keyboard.sys
VMX.EXE 3
REM 日本語キーボード(106/109)ドライバ使用
keyb.com jp,932,keyboard.sys
VMX.EXE 3
参考:Windows XP MS-DOS 起動ディスクって? その2(juria @Wiki)