昨年Mac mini (Mid2011)を買ったにもかかわらず全然使ってないのに気がついた。
せっかくメモリを16GBにしたのにもったいない。とさすがに思う。
なにかしらHypervisorを使ってVDIの環境を作れないか?、、、ということで一人会議の始まり。
- VMWare Viewは金がかかりすぎる。XenDesktopならいけそうかな・・?
- どちらにしてもWindows Serverが必要で、個人で買うには高すぎる。
- そもそも個人でVDIは必要なのか?
kilin一人会議をして本末転倒な結論が出た。
しかしその後、VMwareのHypervisor(ESXi)にWindowsを入れて、そこからSplashtopのようなリモートソフトを使ってみては?
ということになりました。VDIではないが金はかからないし、同じようなことができる。
それに実用レベルかどうか試験してみたい。
そんなこんなでまずはMac mini (2011)に VMWare ESXiをインストールしてみました。
用意したもの
- VMWare ESXi 5.1
- VMware ESXi 5.0 Driver for Broadcom NetXtreme I Gigabit Ethernet Driver - 3.120h.v50.2
- 適当な容量のUSBメモリ
HypervisorはUSBストレージにインストールしようと思います。
- VMWare ESXiのISOをダウンロードをし、CDに焼く
- CD/DVDドライブ、USBメモリをMac miniに接続
- VMWare ESXiのディスクからブートさせ、ESXiをUSBメモリにインストールする。
しかし、VMware ESXiをインストールしても、Mac miniのNICが対応されていないため認識されません。
これはVMWare ESXi 5.0からわかっており、5.1では対応されているのかなー?と勝手に思っていたのですが、ダメでした。
ということで、ドライバは別途ダウンロードして、手動インストールする必要があります。
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- ドライバをダウンロード
- ドライバをCDに焼く
- Mac miniに接続したCD/DVDドライブに挿入
- ESXiメニュー(F2)を表示させ、「Troubleshooting Options」を選択
- 「Enable ESXi shell」を 有効(Enable)にする
- Alt + F1でシェルを表示。管理者でログイン
- 次のコマンドで光学ドライブの情報を見る
# esxcfg-mpath -l
Device: mpx.vmhba32:C0:T0:L0 みたいなのが出てくると思うので、これをメモ - モジュールロード
# vmkload_mod iso9660 - 光学ドライブのマウント(最後のmpx.vmhba32:C0:T0:L0は上記で調べたデバイス名)
# vsish -e set /vmkModules/iso9660/mount mpx.vmhba32:C0:T0:L0 - マウントした場所に移動
# cd /vmfs/volumes/mpx.vmhba32:C0:T0:L0/ - ドライバをコピーする場所の確保
# mkdir /tmp/driver - ドライバのコピー
# cp ./tg3-3.120h.v50.2-547149.zip /tmp/driver - コピー先へ移動
# cd /tmp/driver - ドライバファイルを展開
# unzip tg3-3.120h.v50.2-547149.zip - ドライバのコピー
# cp tg3-3.120h.v50.2-offline_bundle-547149.zip /var/log/vmware - コピー先へ移動
# cd /var/log/vmware - ドライバのインストール
# esxcli software vib install --no-sig-check --maintenance-mode -d tg3-3.120.h.v50.2-offline-bundle-547149.zip
さて、いよいよ仮想マシンの構築をするわけですが、このままではデータストアがありません。
ESXiがインストールされているUSBメモリもデータストアには出て来ません。
どうもUSBストレージには対応してないみたいなんですよね。
ということで、次回は家に余っているNASをひっぱり出してNFSで接続し、仮想マシンをインストールできたらな。とおもいます。