マニュアル作成の時などにスクリーンショットの画像を使うことが多いのだけれど、簡単に枠線を付けることができたらいいなと思った。画像編集ソフトで編集してもそこまでの苦労ではないのだけど。
ということで作ってみた。複数画像に一括で枠を付けることもできるはず。
1. Automatorを起動
今回の作業ではmacOSに標準で入っているAutomatorを使うことにした。
この作業のためにわざわざソフトを入れるのも面倒だなと思ったので。
2.クイックアクションを作成
私のmacOSは英語表記なので「Quick Action」になっているけど、日本語だと「クイックアクション」と書いてあると思う。そのまんまだけど。
3. クイックアクションの設定をする
① 「ファイルまたはフォルダ」を選択する
② 「すべてのアプリケーション」を選択する
③ 「シェルスクリプトを実行」をドラッグして追加する
④ 「/bin/bash」を選択する
⑤ 「引数として」を選択する
⑥ スクリプト(下に記載)を記入する
colorで色を指定することができる
borderWeightで枠の太さを指定することができる
for f in "$@"
do
image="$f"
filename=${image%.*}
ext=${image##*.}
color=000000
borderWeight=1
width=$(sips -g pixelWidth "$f" | awk 'END{print $NF}')
height=$(sips -g pixelHeight "$f" | awk 'END{print $NF}')
borderWidth=$(expr $width + $borderWeight)
borderHeight=$(expr $height + $borderWeight)
sips -p $borderHeight $borderWidth --padColor $color "$image" -o "$filename""_border.""$ext"
done
作ったクイックアクションは「~/Library/Services/」に作成される。消す時はここから消すことになる。