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Macでの配信についてよく言われている誤解

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2022.3.30作成 2022.6.21更新

ネットで以下のようなことを言われてるが正しくない情報もあるので書く

  1. 総じてMacでのライブ配信はWindowsより難しい。
     ⇨これは正しい。以下、細かいところ。

  2. MacではWindowsと比べ、音を配信するのが単純ではない。
    Macで流れている音を配信するのに別途ソフトのインストールが必要。
    これは正しい。音声出力を直接入力として扱えないので仮想音声デバイスをインストールして、音声ループバックと同じようなことを構築する必要がある。
    ただし、これはmacOS13 + OBS バージョン28で改善予定。

  3. MacのOBSはバグが多い
    正しくない。バグはあったりするが、他のプラットフォームのOBSとそれほど変わらない。個人的に観測していて常々思うのだが、バグではないもの、例えばMacの仕様だったり利用者側の知識不足や操作ミスで想定通り動かせていない部分までバグとしている人がいる。

  4. Macは配信するためにたくさんソフトが必要
    正しくない。配信するだけならOBSだけでもいいし、macOSの音を入れる場合でも追加で1つ入れるだけでいい。

  5. Macの配信者が少ない、情報が少ない、ソフトが少ない
    これは正しい。長くなるので詳しくは書かないけどソフトウェア開発者も多くない。現れても長く活動されないことが多い。

  6. Mac対応のハードウェアを買ったのに動かない
    これは場合によってはある。macOSはOSのマイナーバージョンアップでさえも仕様が大きく変わることがある。それによって新しい仕様に対応したドライバが提供されるまでハードウェアが動かない場合もある。macOS対応のハードウェアを購入する時はホームページで自信が利用しているmacOSのバージョンに対応しているか確認が必要だ。

  7. Macのビデオキャプチャデバイスは少ない。1つや2つくらいしかない。
    正しくない。私が知る限り20個以上ある。値段も980円〜数十万円とピンキリ。性能も高いもので8K解像度のものがあるけれど、これでも少ないんでしょうか。