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帰りたくても帰れない


古い歌を何曲か歌う。
外のことなんて知ったこっちゃない。
ついつい 身近にある温もりにすがって生きてしまう。
人間ってそういう生き物だよね。

とか感傷に浸っていたら歌の上手な後輩が、店のドアを壊してた。
お店の人ごめんなさい。
まるで自分を見てるようだと笑っていた私も十分悪いですから。

約2時間、いい感じに酔っ払って解散となった。

しかし外に出るとその酔いはすぐに醒めた。

ただただ白い広島の街。
帰ろうにもタクシーが拾えない。
中々通らなかったり、通っても人が既に乗ってたり。
仕方がないからラーメン横丁で体を温め、ラウンドワンへ行くことにした。

道中、友人と二人 このありえない景色に対して笑うしかなかった。