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LiveShellを使ってみた

相も変わらず映像配信にハマっているkilinです。
PCからも、スマホからも、手軽に映像配信できる世の中になってまいりました。
その中でもスマホでの映像配信は場所を選びません。出先で実現できてしまいます。
イベント会場でも。旅行先、出張先の会議なんかでも、、、
しかしやはりスマホでは映像音声共に品質はイマイチです。とても満足できるものじゃありません(^^;
そこでよく感じることがあります。
  •  ハンディカムとモバイルWifiルータを持っているが、これを使ってイベントを配信できれば・・・
  •  ステレオマイクを使って旅先でバイノーラル配信ができれば・・・・
上記のことはPCと機材一式用意すれば出来る。そりゃ出来る。
しかし出張先、旅先でそんな機材は用意できない。もう少しだけ手軽にできれば-ー


という要望に答えてくれるのが今回紹介するLive Shellです。

どんなもの?


Live Shellはビデオカメラと通信環境さえあれば、その本体だけでUStream、ニコニコ生放送、YouTube liveやLivestreamへ配信できる機器です。

通信は10/100BASE-T有線LAN及び802.11b,g,n対応無線LAN
映像音声入力はHDMI、コンポジット(NTSC/PAL)、ステレオMicに対応
もちろん映像はどちらか一つの入力を使うことになりますが、音はすべての音声を同時に使うことができます(各入力音量の制御も可能)

その実力は公式サイトの使用例を見るとわかると思います。


実際使ってみた

冒頭にイベント配信だのバイノーラルだの例を挙げておきながらアレですが、ゲーム映像を試しに配信してみました。
最近よくやっているPS Vitaの直撮り配信です。USTREAMで配信&録画もしたのでココに載せておきます。


Video streaming by Ustream
カメラ:Sony HDR-TG1 HDMI接続
通信: 無線LAN 802.11n

感想

すごいです。タバコの箱1.5個分くらいの大きさの機器にしてはよくやってます。
ただし、エンコード設定においてそこまで細かい設定ができないので、低ビットレートでの配信には向きません。
例えばニコニコ生放送のような384kbps配信は満足な配信ができないでしょう。

良質な配信が出来る環境は800kbps以上の環境だと私は思います。
ただ激しい動きの映像を流す場合は1Mbps以上でも15fpsになったりします。
とまぁ、少しネガティブな意見も書いてしまいましたが、この大きさでこの出来は素晴らしいとおもいます。

いや、ホント。

Live Shell(公式サイト)