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Mac OSXでインターネット放送(配信)をする2015

前にMacの配信環境についての記事を書いたけれど、あれから3年も経って環境が大きく変わっているので、今の環境を忘れないうちに書いておきます。

ちなみにゲーム実況みたいな放送での構成です。

まずはハードウェア


MacでHDMIキャプチャをする際、現時点ではBlackmagic Designの製品がいいと思います。
中でもこのUltraStudio Thunderboltは価格が2万程度とコストパフォーマンスがいいです。(ただしThunderboltケーブルは別売り)
ただ名前の通りインターフェースがThunderboltなので、USBしかないMacはUSB3.0タイプの同社別製品をオススメします。

図のようにHDMIオーディオデコーダーを挟んでいますが、別になくてもいいです。
私の場合、5.1ch以上の音声でセンターをよく聴きたい時や爆発音の時にLFEを下げたい時があるのですが、その調整のためにやってます。


つづいてソフトウェア
設定については長くなるのでこの記事では書かない。
使っているソフトウェアの紹介だけ。

紹介したハードウェア構成でニコニコ生放送をする場合
  • OBS MultiPlatform
    ニコニコ生放送で配信する場合は公式で配布されているものではなく、ニコニコ生放送用OBS MultiPlatformプラグインやHE-AACに対応したものを使った方が何倍も使い勝手がいいです。詳しくはこちらの記事で。
  • Viqo
    ニコニコ生放送用コメントビューア。Mac以外でもWindowsやUbuntu、Debianパッケージがリリースされてます。自動枠取りが安定して動作するコメントビューアってことでコレを使ってます。他にもコメントビューアでいえばCharlestonもオススメ。自動枠取りはないですが、その他で機能豊富です。
  • ゆっくろいど
    いわゆる、ゆっくりボイスでテキストを読み上げてくれるソフト
  • Cmd2Say
    このソフトが受け取ったメッセージを、ゆっくろいどやMacのSayコマンドに渡し、喋ってもらいます。Viqoと連携して使う。ウチのダウンロードページで配布中。
  • Cmd2SaySetting
    Cmd2Sayの設定ソフト。Cmd2Sayに付属。
  • コメジェネモドキ
    Macでコメジェネ(リスナー投稿コメントを画面に表示させる)っぽいことを実現するソフト。ウチのダウンロードページで配布中。
MW10のようなミキサがない場合はSoundflowerって仮想オーディオイターフェースを用意して、LadioCastでソフトウェアミキシングをしてます。
  • Soundflower
    2種類の仮想オーディオデバイスを追加するソフト。
  • LadioCast
    ソフトウェアミキサー。入力デバイスとして3つ、出力デバイスとしてMainとAux 1とAux 2の3つを設定することができます。

Twitchの場合
  • LimeChat
    IRCクライアント。Twitchでのコメントビューアみたいに使ってます。
  • Cmd2Say4LimeChat
    Twitchの(っていうかLimeChatの)メッセージを監視して、ユーザーからのコメントが来たらCmd2Sayに渡して喋らせるソフト。ソフト名称は相変わらず適当。ウチのダウンロードページで配布中。
ミキサがない状態でTwitchをする場合



普段はここで色々やってます。