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MacにOpenJTalkを簡単インストール

最近テキストを「Say」のKyokoやOtoya、「ゆっくろいど」に読ませるのがマイブームなので、今度はOpenJTalkのメイちゃんに読んでもらおうと思い、インストールしてみました。


Homebrewで簡単にインストールできる方法を公開している人がいました。
ありがてえ。
参考サイト:Mac; OS X MavericsにOpenJTalkを導入する(Qiita)

【インストール】
  1. GitHubへアクセス、[Download Gist]をクリックして「open-jtalk.rb」をダウンロード
  2.  open-jtalk.rb を /usr/local/Library/Formula/ に移動もしくはコピー
  3. brew install open-jtalk でOpenJTalkがインストールできる
なんと楽なんでしょう。ありがてぇ。

【OpenJTalkを動かすための予備知識】
OpenJTalkに喋らせるには「(喋る内容が書かれた)テキストファイル」「辞書フォルダ」「音声ファイル」が必要なようです。
コマンド例
open_jtalk -x 辞書ディレクトリ -m 音声ファイル -ow 出力音声ファイル 読むテキストファイル

今回の方法でインストールした場合は

辞書ディレクトリ:/usr/local/Cellar/open-jtalk/1.08/dic
音声ディレクトリ:/usr/local/Cellar/open-jtalk/1.08/voice

のようです。テキストファイルは好きに作るのでいいとして、辞書ディレクトリは上のそのまま指定ですかね、音声ファイルは上記のディレクトリにある音声ファイルから好きなのを選ぶようです。

【動作確認】
そんなこんなでいざ実行。読ませるテキストはカレントディレクトリのsample.txtにあるものとする。

open_jtalk -x /usr/local/Cellar/open-jtalk/1.08/dic -m /usr/local/Cellar/open-jtalk/1.08/voice/mei/mei_normal.htsvoice -ow out.wav sample.txt

例えばこれでsample.txtがout.wavという音声ファイルになり、

afplay out.wav

例えばこのようにafplayで再生もできる。