OBSで特殊なエフェクトが扱えるプラグイン、「StreamFX」
バージョン0.10.0b1になってmacOS向けにもリリースされた(Testing release)
ここいらで何ができるものなのか確認しておこうと思う。
実は何ができるかは公式がきちんとまとめてある。 なのでこれを見れば分かると思うが、
ここでは画像を付けてイメージしやすいようにしたいと思う。
簡単に言うと、本プラグインをインストールすることでOBSの以下の機能に追加が入る。
これらはOSによって使えるものもあれば、使えないものもある。
- ソース
- エフェクトフィルタ
- シーントランジション
- エンコーダ
ソース
ソースには次の機能が追加される
Shader
独自のHLSLエフェクトファイルをソースとして使用できる。
HLSLエフェクトファイルは知識があれば自作できる。ただし高度である。
最初からshaders/sourceフォルダに以下のようなサンプルエフェクトがいくつか入っている。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Source Mirror
任意のシーンやソースを複製し、別のソースとして扱うことができる。
例えばゲーム映像メインのシーンがあって、別でキャラクター映像メインのシーンがあるとする。キャラクター映像のシーン内でゲーム映像をPinPで表示したい(またはその逆)の時などに活用できる。
対応OS: Windows/Linux/macOS
エフェクトフィルタ
エフェクトフィルタには次の機能が追加される
3D Transform
ソースまたはシーンを3D表現にできる。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Blur
ソースにぼかし効果を追加する。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Color Grading
リアルタイムカラーグレーディングができる。StreamFXがなくても最初からエフェクトフィルタには「LUTを適用」や「色補正」などがあるが、より本格的な調整ができる。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Displacement Map
静的法線マップを使用したピクセルごとのディスプレイスメント。私はいまいち使い所が分かってない。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Dynamic Mask
他のソースを使用して、任意のソースで高度なマスキングを利用できる。
対応OS: Windows/Linux/macOS
NVIDIA Face Tracking
自動的に追跡およびズームして、顔をフレーム内に保つ。
対応OS: Windows(NVIDIA RTX GPU専用)
NVIDIA Super-Resolution
GPUを使って低解像度なソースを高解像度にアップスケールできる。
対応OS: Windows(NVIDIA RTX GPU専用)
Signed Distance Field Effects
任意のソースまたはシーンに内側と外側の影、輝き、輪郭を追加する。
対応OS: Windows/Linux/macOS
Shader
独自のフィルタファイルを使ってエフェクトフィルタをかけることができる。
最初からshaders/filterフォルダに以下のようなサンプルエフェクトがいくつか入っている。
対応OS: Windows/Linux/macOS
シーントランジション
シーントランジションには次の機能が追加される
Shader
独自のトランジションファイルを使ってシーントランジションをかけることができる。
(シーンが変わる時の表現をカスタマイズできる)
最初からshaders/transitionフォルダに以下のようなサンプルがいくつか入っている。
対応OS: Windows/Linux/macOS
エンコーダ
エンコーダには次の機能が追加される
NVIDIA NVENC H264 & H265
NVIDIAの「NVENC」を使ったエンコーダ。通常のx264に比べCPUに負荷をかけずエンコードができる。この機能はmacOSでは利用できない。
対応OS: Windows/Linux
AMD AMF H264 & H265
AMDの「AMF」を使ったエンコーダ。通常のx264に比べCPUに負荷をかけずエンコードができる。macOSでは利用できない。
対応OS: Windows/Linux
Apple ProRes
ProRes形式でエンコード録画できる。macOSでも利用できるがApple Video ToolboxではなくFFmpegで実現しているものなので、Appleから承認されている製品と結果が異なる可能性がある。
LinuxはわざわざLinuxを使うくらいスキルがあるのだから書く必要ないだろう。