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MacでRTAタイマーを使って配信する





・RTAタイマーの選定
・obs-livesplit-oneのダウンロード&インストール
・obs-livesplit-oneをソースに追加
・splits, layoutの作成
・splits, layoutの設定
・ホットキーの設定
・macOSのセキュリティ設定

RTAタイマーの選定

MacでRTAタイマーを使おうとおもったら、普通に考えたらアプリを使う
  • LiveSplit
  • LiveSplit One
  • Splitter for macOS
 など。

・この中でSplitterは見た目良い感じだけどアップデートがされていない
・LiveSplitを使おうと思うが、Mac版はWindows版ほど機能が実装されていない
・アプリを配信にのせるためにはウインドウキャプチャをしなければいけない
・Mac版OBSのウインドウキャプチャはリソース食いすぎて使い物にならない(今後OBS28 + macOS12.3で改善される)

ということで、今回はOBSプラグインで動作する、「obs-livesplit-one」を選択する。


obs-livesplit-oneのダウンロード&インストール

githubのreleaseからダウンロードしてプラグインフォルダにインストール(コピー)する。
M1 Macユーザーにはうれしいことにaarch64版もある。
インストール先はおなじみ「/Library/Application Support/obs-studio/plugins」の中。
そこにobs-livesplit-oneってフォルダを作って、さらにbinフォルダを作って、プラグインを入れる。



obs-livesplit-oneをソースに追加

ソースから選ぶことができる。


splits, layoutの作成

残念ながらsplitsとlayoutエディタがないため、作成ができない。
オンライン版LiveSplit、LiveSplit Oneのサイトにアクセスして作ろう。



splits, layoutの設定

作成したsplitsとlayoutファイルはobs-livesplit-oneソースのプロパティから読み込ませる。



ホットキーの設定

OBSの設定のホットキーの項目でobs-livesplit-oneのキー設定ができる。
(どのキーを押すと一時停止になるか、Splitになるかなど)



macOSのセキュリティ設定

せっかくホットキーを設定しても、この状態だとOBSがアクティブの状態の時でないと機能しない。
非アクティブの状態でも機能させるためには、macOSのセキュリティ設定で「アクセシビリティ」と「入力監視」にOBSを追加する必要がある。