サーバーに放り込んだ音楽ファイルを他のPCやスマートフォンでいい感じに聴ける。
そんなSubsonicで快適なミュージックライフを。という話です。
ご覧の通り、Webアプリケーションです。
アドレスは以下の通り
今まで似たようなことはPogoplugやStreamToMeで試しました(AudiogalaxyやZumoは試してません)
しかし通信速度が遅くて音が途切れたり、バックグラウンドで上手く再生されなかったりで、不満があったのです。
そんな所、
という記事を見かけたので使ってみました。
プラットフォームはJavaなようですので、対応するOSの幅は広いです。
現在(2011/7/5)は次の通り
ということで、私の場合はWindowsに入れてみました。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリック
特に難しい所もなくインストール
インストール後は自動的に起動するようです。タスクトレイに常駐しとります。
Subsonicは標準で80番ポートを使いますので、(Windowsだけかな)
ポート番号に不都合がある場合はタスクトレイからコントロールパネルを呼び出す。
Settingsタブを開き、ポート番号を変更する。
変更後はSave settingsを押すことを忘れずに。
もし、設定を変更したのなら、Statusタブを開き、
Stop → Startボタンを押してプログラムを再起動すること。
で、Server addressにあるアドレスをクリックすると管理画面が出てきます。
はい、こんな画面ですね。
安全性を考えて、admin(管理者)のパスワードを変更しなければいけません。
here. という文字をクリックしましょう。
で、Change administrator password. をクリック
Change password のチェックをクリックして、設定するパスワードを入力する。、
Saveボタンを忘れずに。
トップページに飛ぶと、またログイン画面になります。
今度は赤字の注意書きがありません。
ログインに成功すると、音楽ファイルが入ったフォルダが設定されてないので
設定してくれみたいなメッセージが出ます。
2番目の Set up music folders. を選びましょう。
Folderの欄に音楽ファイルが入ったフォルダのパスを書きましょう。
Saveボタンを押すとSubsonicの設定はとりあえず終了です。
後はサーバー側、そしてルーター側のファイアウォールでポート開放を忘れずに。
この辺りは面倒なので書きません。
これでも結構細かく書いたので長くなりましたが、すごい簡単な設定で実現できました。
いやーうれしい。
で、私の場合、実際に使うのはiPhoneからです。
情報元の記事と同じように、iSub Music Streamer なるアプリを使いました。600円でした。
これを使って「おお」と思ったのが、キャッシュ機能ですね。
音楽をiPhone内でキャッシュしながら再生(プログレッシブダウンロードといえばいいか)
現在再生している曲が先にダウンロードし終わったら、次の曲のダウンロードが始まる。
これで次の曲へ行ってもスムーズに再生できるということですね。素晴らしい。
一つだけ不満があるのですが、それは歌詞が表示されないことがあること。
表示されるファイルがあったり、表示されないファイルがあったり。違いがわからない。
MP3だからというわけでも、AACだからというわけでもなさそう。
3Gの環境でもWifiの環境でも結果は同じ。
ID3のバージョンを変えてもダメだった・・・。なんでだろう。
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今回私にとって必要なかったので紹介していませんが、トランスコード機能もあるようです。
これを使えば、少し特殊な音楽ファイルがあっても、ビットレートの高いファイルがあっても、
3G環境で聴けるというわけですね。
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2011.09.14追記
Subsonicを携帯電話、スマートフォンで利用できるのは、インストールして30日間だけのようです。
その後は寄付をすることによって、継続して利用できるとか。