前置き
PlayStation Vita(以下PSVita)には今のところ外部出力(正しくは映像出力)機能がありません。↑例外として、偽トロキャプチャのように、本体の映像信号をUSBなどのデバイスへ出力するような改造をしている人も居ます(2013.1.15追記)
PSVitaは据え置きゲーム機のようにキャプチャボード経由で映像をキャプチャすることが出来ません。
プレイ動画を録画したり、Ustreamやニコニコ生放送で映像配信なんて考えてた人はここで挫折する人も多いことでしょう。
私も何かしら配信方法はないものかと悩んでいました。
そこで今回は、カメラを使ってPS Vitaの映像をPCに取り込んでやろうと思います。
個人的には3つのことを抑えておけば高画質な直撮りは可能だと考えます。
1.PS Vitaを固定
カメラを固定して撮ることを想定しているので、PS Vitaも固定させる必要があります。本体、もしくはカメラが動くと見る側の眼が忙しい、酔いやすい、画質が悪くなるからです。
ただしデメリットとしてカメラを使ったゲーム、ジャイロを使ったゲームが素直に楽しめません。
で、その固定方法ですが、説明が長くなったので別ページにまとめました。
固定方法についての説明はこちら
2.カメラについて
当たり前ですが直撮りにはカメラが必要です。カメラといっても「Webカメラ」「デジタルカメラ」「デジタルビデオカメラ」と様々ありますよね。それぞれ値段も違えば使い方も違います。私の分かる範囲で使い方をまとめました。
- Webカメラ
フォーカス(ピント)や露出、ホワイトバランスが手動で設定できるものを選びましょう。
特にフォーカスがマニュアルで設定できるのは重要です。画素数の高さよりもこちらの方が重要です。
Webカメラについての説明はこちら - デジタルカメラ
デジカメに映像を録画する、という使い方なら使えますが、カメラからの映像をリアルタイムにUstreamやニコニコ動画などの配信サイトへ流すとなると、実は一番現実的ではありません。
デジタルカメラについての説明はこちら - デジタルビデオカメラ
当たり前だけど出力ケーブルがPCのキャプチャ機器と合っているものにすること。
OSDオフにできるものを選ぶこと。
(追記補足)デジタル・ビデオカメラを使った方法を後日掲載する予定
3.映り込み防止策
画面のパネルがグレアなので、操作をしている自分の顔・体や、カメラ本体が画面に映り込んでしまいます。防止策としては次の2つの方法があります。
- 部屋を暗くする
- 映り込み防止用のノングレア保護フィルムを貼る
理由があって部屋を暗くしたくない、目が悪くなりそうなので部屋を暗くしたくない。日常でも映り込みが気になる、指紋や汚れが気になる人は後者をオススメします。
色々保護フィルムを試しましたが、映り込み防止に関して「いいね!」と思った保護フィルムはHORIのピタ貼りですかね。
上に貼っている動画はこの保護フィルタを貼った状態のプレイ動画です。
ただし、PS Vita本来の映像美は薄れるので注意。
次回:PlayStation Vitaを直撮りしてみる 音声取込編
普段はニコニコ生放送で1年間試験的にやってます