Chinachuの導入でつまずいたこと

<img src="https://lh3.googleusercontent.com/Mn4iPSQh1om3iAas3HWZWJ8wrew18MbcF-mc1VYFghfq6-xdRRu81wgSlQHmTmJ7PmPCggl1rkcjaQx28TkWzf33Hfk6XXj3lH0d60Mw4tICN-lmSI6Vc-YLiZP4JDK8-prAKi7jB0-RrBggdRqZQKMumM4hUVnJYYF9KDANYMA6S3lNvrliBve67oiXwSnmjLGmydIqd7cDk-N5On1SZiJIRPJLXm4lQzkGQQhejdLcuZuXFiflq7r3yUsYkTP66fuBOvYzLCExDt3lYuv7WTpWavsZrR87oFmBtjTIwHJeRy_OOmTTW8Dsf-c9X8zbwYPl37Ao_incIHNmM4bn4NLmc95uyHhNUmtJzBvanq7-hyzNSeKsP1NsS8vHFucd5FswGsOBlZGIvNDM3zNsOL2JId2q7r9qg85U8xrqhAzVArzQdUnrAuY-wylMEBBenjxRzi4NYlSEDJ44s7GOygAIlvgNgo5GG8wxMZjjD3CRlUNQQ5nlrZeOhrsN4j-IEkDGJwlQdVNnW680AivSPROYLrUxKHkHbXfAgDqK4cnt308Jea6CBjqf8h_Cxg3lCVaSOQDdnHgbvsx3TRBw3mo6LvhrDyPDjXlx0RcBeSeOyBAceTbdTz27AcEXkBcbc6FtMzY0jX0TCfqQ-cCGe9YvBbiXv7fufRal9ROplM3hWlWZp0X8uQ=w800-h376-no" width="600px" /> ## 背景 現在nasne + PS4/スマホ/タブレットを使って次のようなことをしている。 * 自宅/家の外からのTVのリアルタイム視聴 * 自宅/家の外から録画した番組の視聴 * 自宅/家の外からの録画予約 <a href="https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1201305.html" target="_blank">nasne販売終了</a>となるらしいので、新しい環境の準備が必要。 新しい環境でも上記機能は使い続けたい。 家電量販店に並ぶレコーダーでは難しい気がする。 過去にアースソフトのPTシリーズで視聴録画環境を作ったことがあるが、PTシリーズも既に販売終了している。 調べてみると<a href="http://www.plex-net.co.jp/" target="_blank">PLENXの製品</a>と<a href="https://github.com/Chinachu/Chinachu" target="_blank">Chinachu</a>を使ったノウハウがネット上にあるので、Linuxサーバを用意して、これを使ってみることにした。 ## 用意したもの * TVチューナー PLEX PX-Q3PE4 * ICカードリーダー SCR3310 * B-CASカード * PC(CPU Intel Core i5, メモリ 4GB, M.2 SSD 120GB) 2年前にマイニングで使っていたものを流用 * 外付けUSB3.0 HDD 1TB
## やったこと インストールしたLinuxディストリビューションはCentOS 7.6.1810を採用。 その他は、だいたい<a href="https://www.jifu-labo.net/" target="_blank">自分に負けないラボラトリー</a>さんの記事どおりにやっています。 1. <a href="https://www.jifu-labo.net/2015/09/centos7_pre/" target="_blank">録画サーバ構築の前準備（CentOS 7編）、Chinachu・epgrec UNA対応(自分に負けないラボラトリー)</a> * カードリーダ用ソフトウェアのインストール * arib25ライブラリをインストール 2. <a href="https://www.jifu-labo.net/2019/01/unofficial_plex_driver/" target="_blank">PLEX社製TVチューナーの非公式Linuxドライバインストール方法(自分に負けないラボラトリー)</a> * 非公式ドライバインストール <span style="color:red;">※つまずいた点1</span> * 録画コマンド(recpt1)インストール 3. <a href="https://www.jifu-labo.net/2016/05/mirakurun/2/" target="_blank">Mirakurunのインストール手順（Ubuntu・Debian・CentOS）(自分に負けないラボラトリー)</a> * Node.jsのインストール * Mirakurunのインストールと設定 <span style="color:red;">※つまずいた点2</span> * Chinachuのインストールと設定 <span style="color:red;">※つまずいた点3</span> ## つまずいたところ んで、本題 1. 非公式ドライバインストールでつまずいた コンパイルはできるけどdkms.installでエラーが出てインストールできなかった。 ``` Your kernel headers for kernel 3.10.0-957.el7.x86_64 cannot be found at ``` みたいな感じのエラーが出た。kernel-develはインストール済みである。 原因は使っているLinuxディストリビューションのkernelと、kernel-develのバージョンの不一致だった。 （yumでインストールしたkernel-develが新しかった） このバージョンをあわせることで解決。 2. Mirakurunは導入できた（？）が、epg取得でつまずいた ``` $ rivarun --list | sed 's/},/},\n/g' ``` と、チャンネル情報を見てみたが、serviceIdが取得できてない様子。 ``` /usr/local/var/log/mirakurun.stderr.log ``` を見ると、何かプロセスが上手く実行できていないのかな。実行権限がない？ということで、 ``` $ sudo visudo Defaults env_keep += "PATH" #Defaults secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin ``` これで解決した。 3. Chinachuの起動でつまずいた Chinachu起動でエラーが出た。 ``` # ./chinachu installer ``` これで解決した。