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PSVitaから外部音源を用いてニコニコ生放送を試す

2013年7月13日、いよいよPlayStation Vita(以下、PSVita)からニコニコ生放送が出来るようになりました。
ゲーム機であるPSVitaからの生放送といっても、実際にはゲームのプレイ動画を配信できるわけではなく、PSVita本体に搭載されたカメラやマイクを使った配信です。
それだけで言えば既にiPhoneやAndroidでも可能なのですが、PSVita版のニコニコアプリは数ステップで生放送ができる手軽さと、映像にスタンプやエフェクトを付けたりと、遊び心があるのが魅力です。
この辺りは公式のプロモーションビデオをご覧ください:PS Vita「ニコニコ」生放送配信対応!

 さて、携帯機での映像配信となると、私としてはまず「屋外でも配信が可能だぜ」という発想になってしまいます。
PSVitaの内蔵マイクは優秀だと思いますが、場所によっては周囲の音を拾いすぎて、伝えたいことが伝わらない状況も想定されます。

ということで、外部マイクなど、外部の音源を用いて配信が可能な状況を作ってみました
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそういうお話。

用意したものはこれら。なんだか汚い配線ですみません。
屋外での配信を想定しているので、もちろん全て電池で動くものです。

 わかりやすく図で表すと、こんな感じです。

  • マイクは自分が話す声を配信するためです(当たり前)
  •  AndroidはBGMを流したい時に利用。別にAndroidじゃなくてもiPhoneだったり、その辺の音楽プレーヤーでいいです
  • 家でWindowsPCを起動させておきます
  • iPhoneからSplashtopを使って家のPCから放送を棒読みちゃんに読み上げさせます
  • これらの音をミキサでミックスさせます
  • ミックスさせた音をTASCAM iXZでキャプチャし、PSVitaに入れます
TASCAM iXZは元々iPad/iPhone/iPod touch用のインターフェースですが、以前の記事で調べた通り、PSVitaとiPhoneでは4極ピンアサインが同じと分かっていたのであっさり使えました。

おっと、最も大事なものを忘れていましたね。
これに加え、通信をするためのLTEなりWiMAXなり、Wifiルータが必要です。

普段はここで色々やってます。